【岐阜市・病院】スプリンクラー設備の圧力低下を調査|グランドパッキン漏水・流量試験管のピンホールを特定

病院から「スプリンクラー設備の圧力が下がる」とのご相談

岐阜市内の病院様より、スプリンクラー設備について「圧力が徐々に低下している」とのご相談をいただきました。

スプリンクラー設備は、万一の火災発生時に確実に放水できる状態を維持することが重要です。

そのため、単純に圧力を補充するだけではなく、なぜ圧力が低下しているのか、どこから水が漏れているのか、配管や弁類に腐食・劣化がないかなど、設備全体を確認する必要があります。

今回は病院施設という重要性の高い建物であることを踏まえ、株式会社大井ぐるーぷが現地調査を実施しました。

スプリンクラー設備の圧力低下を確認

まず、スプリンクラー設備の圧力状況を確認しました。

調査の結果、設備の圧力が安定して保持されていない状態を確認。

圧力低下の原因として、配管からの微小漏水、継手やバルブ周辺からの漏水、グランドパッキンの劣化、配管の腐食、ピンホールなど、複数の可能性を想定して調査を進めました。

目視だけで判断せず、圧力低下につながる可能性のある箇所を順番に確認しました。

岐阜市で行った消防用設備のスプリンクラー漏水調査

スプリンクラー設備の圧力低下原因を調査する株式会社大井ぐるーぷ

原因①|グランドパッキン部分からの漏水

調査の結果、設備のグランドパッキン部分からの漏水を確認しました。

グランドパッキンは、弁類などの軸部周辺から水が漏れないようにシールする重要な部材です。

長期間使用されている設備では、パッキンの経年劣化や締付状態の変化などにより、微量な漏水が発生する場合があります。

今回の調査でも、グランドパッキン部分からの漏水が確認され、スプリンクラー設備の圧力低下につながる要因の一つとなっていました。

スプリンクラー設備のグランドパッキンから発生した漏水の確認

原因②|流量試験管にピンホールを発見

さらに詳細な調査を進めたところ、流量試験管にも異常が確認されました。

確認されたのは、配管の腐食によって発生したピンホールです。

ピンホールとは、配管などに発生する非常に小さな穴のことです。

一見すると小さな損傷であっても、スプリンクラー設備の配管内部には常時水が存在するため、腐食が進行すると漏水量が増加したり、配管のさらなる劣化につながる可能性があります。

ピンホールの原因は「錆」による腐食

流量試験管に確認されたピンホールについて調査した結果、原因は配管の錆・腐食によるものと判断しました。

消防用配管の腐食は、外観だけでは劣化の進行度合いを判断しにくい場合があります。

長期間使用されている設備では、表面に錆が見られるだけと思っていても、腐食が進行して配管の肉厚が薄くなり、最終的にピンホールや漏水へ発展するケースがあります。

今回も、スプリンクラー設備の圧力低下をきっかけとして詳細な調査を行ったことで、複数の劣化箇所を確認することができました。

岐阜市の病院で実施したスプリンクラー設備の圧力低下調査

錆による腐食が進行したスプリンクラー配管の調査

消防用配管の流量試験管に発見された腐食によるピンホール

今回確認したスプリンクラー設備の異常

  • スプリンクラー設備の圧力低下
  • グランドパッキン部分からの漏水
  • 流量試験管の腐食
  • 腐食によるピンホールの発生
  • 錆による配管劣化

今回の調査では、単に「圧力が下がっている」という症状だけを見るのではなく、漏水箇所や配管の状態まで確認することで、圧力低下につながる複数の要因を特定しました。

病院の消防設備だからこそ「原因調査」が重要

病院には、入院患者様、医療従事者、来院者など、多くの人が利用しています。

消防用設備に求められるのは、単に設備が設置されていることではありません。

必要なときに、確実に機能できる状態を維持すること。

これが消防設備において非常に重要です。

スプリンクラー設備の圧力低下をそのまま放置すると、漏水箇所の拡大や配管・機器のさらなる劣化につながる可能性があります。

そのため、圧力低下や水漏れなどの異常を確認した場合には、単純に圧力を補充するだけではなく、原因を調査して適切な対応につなげることが重要です。

株式会社大井ぐるーぷのスプリンクラー設備調査

株式会社大井ぐるーぷでは、消防設備点検・消防設備工事だけではなく、消防用設備に発生した異常や不具合について、現地で原因を確認し、必要な対応をご提案しています。

今回のような、

  • スプリンクラー設備の圧力が下がる
  • 消防用配管から水が漏れている
  • 弁・バルブ周辺から漏水している
  • グランドパッキンから水がにじんでいる
  • 消防用配管に錆が発生している
  • 配管にピンホールが発生している
  • 長期間使用しているスプリンクラー設備が心配
  • 病院・介護施設などの重要施設で消防設備の異常が発生した

このような場合には、早期の調査が重要です。

「圧力が下がる」には原因があります

消防用設備の圧力低下は、単なる数値の変化として捉えるのではなく、設備から発せられる異常のサインとして確認する必要があります。

今回の岐阜市内の病院様でも、調査を進めたことで、グランドパッキンからの漏水に加え、流量試験管の腐食によるピンホールまで発見することができました。

「少し圧力が下がっているだけ」と判断してしまうと、設備の劣化を見逃してしまう可能性があります。

株式会社大井ぐるーぷは、消防設備を「設置されているもの」ではなく、「いざという時に機能しなければならない、命を守る設備」として捉えています。

病院をはじめとする重要施設の消防設備について、異常の早期発見と原因究明を通じて、安全な設備環境の維持をサポートしています。

岐阜市の消防設備・スプリンクラー設備なら株式会社大井ぐるーぷへ

株式会社大井ぐるーぷでは、岐阜市をはじめ、愛知県・名古屋市などで消防設備点検、消防設備工事、スプリンクラー設備の調査・改修、緊急対応などを行っています。

スプリンクラー設備の圧力低下や漏水、配管腐食など、消防設備に関する異常がございましたら、お気軽にご相談ください。

その設備、信じていい根拠ありますか。

安全は、偶然じゃない。
何も起きなかった日を、つくる仕事。

株式会社大井ぐるーぷ
総合防災専門会社

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