各務原市の工場で消防設備点検|防水型誘導灯の内部への水分侵入を発見

今回は、各務原市にある工場にて、消防設備点検を実施しました。

防水型誘導灯内部への浸水と水滴が確認された状態

工場内の防水型誘導灯に発生した内部浸水の点検状況

 

工場や倉庫などの施設では、一般的な建物と比較して、湿気・水気・温度変化・粉じんなど、消防設備にとって厳しい環境となる場合があります。

今回の点検でも、設備を一つひとつ確認していく中で、防水型の誘導灯内部に水分が侵入している状態を発見しました。

外観だけを見ると大きな破損があるようには見えませんでしたが、透明カバーの内部には水滴が確認されました。

一見すると小さな異常に見えるかもしれません。

しかし、誘導灯は火災や停電などの非常時に、避難する方向を示す重要な設備です。

そのため、「点灯しているから大丈夫」ではなく、設備そのものが正常な状態を維持できているかを確認することが重要です。

防水型の誘導灯なのに、なぜ水が入る?

今回のようなケースで、よくある疑問が、

「防水型なのに、どうして内部に水が入るの?」

ということです。

防水型の誘導灯は、一般的な誘導灯よりも水や湿気などの影響を受けにくい構造になっています。

しかし、これは「永久に水が入らない」という意味ではありません。

長期間使用している設備では、経年によって防水性能を維持する部材が劣化することがあります。

例えば、次のような原因が考えられます。

  • カバー周辺のパッキンの劣化
  • シール材の劣化
  • カバーと本体の密着不良
  • 電線・電線管の引込部分からの浸水
  • 固定部やビス周辺からの水分侵入
  • 本体やカバーの経年劣化
  • 温度差による内部結露

そのため、防水型という仕様だけで判断するのではなく、実際の設備の状態を点検することが重要です。

今回確認された「内部の水分」に注意

今回の誘導灯では、透明カバーの内側に水滴が確認できました。

ここで重要なのが、水分がどこから入ったのかを確認することです。

単純に表面を拭き取っただけでは、根本的な改善にならない可能性があります。

内部への浸水が継続しているのであれば、再び水分が侵入する可能性があるためです。

また、水分が内部に残った状態が長期間続くと、内部の金属部品や電気部品などに影響を及ぼす可能性があります。

特に電気設備では、

水分侵入 → 部品の腐食 → 接触不良・絶縁性能への影響 → 点灯や充電機能への不具合

といった二次的なトラブルにつながることも考えられます。

だからこそ、消防設備点検では単に「点灯している」「表示が見える」という確認だけで終わらせず、設備の外観や設置状態についても確認することが大切です。

誘導灯は「非常時に使えること」が重要

誘導灯は、普段から頻繁に使用する設備ではありません。

だからこそ、設備の異常に気付きにくいという特徴があります。

普段は問題なく点灯していても、火災などによって商用電源が遮断された際には、内蔵蓄電池によって非常点灯する必要があります。

つまり、

「普段点いている」=「非常時にも確実に機能する」

とは限りません。

消防設備点検では、必要な機能が確実に働く状態を維持するため、設備の状態を確認していくことが重要です。

工場では消防設備の環境条件にも注意

工場では、施設によって設備が設置される環境が大きく異なります。

例えば、

  • 屋外に近い開放された場所
  • 湿気の多い場所
  • 洗浄作業を行う場所
  • 水を使用する製造エリア
  • 温度差の大きい場所
  • 粉じんなどが発生する場所

などがあります。

こうした環境では、消防設備も長期間にわたってさまざまな影響を受けます。

特に防水型の誘導灯については、「防水型だから点検しなくてもいい」のではなく、防水性能を含めて設備の状態を確認する必要があります。

点検で見つかる「小さな異常」が重要です

消防設備の不具合は、必ずしも最初から分かりやすい形で現れるとは限りません。

今回のような水分侵入も、

「少し水滴があるだけ」

と見えてしまうかもしれません。

しかし、消防設備は非常時に人の避難や初期対応を支える設備です。

そのため、点検時に発見した小さな異常をそのままにせず、

  • どこに異常があるのか
  • なぜ異常が発生したのか
  • 今後どのような影響が考えられるのか
  • 修繕・交換など、どのような対応が必要なのか

を確認することが大切です。

大井ぐるーぷでは「点検して終わり」にしません

株式会社大井ぐるーぷでは、岐阜県・愛知県を中心に、工場・事業所・店舗・ビル・医療施設・福祉施設などの消防設備点検、消防設備工事を行っています。

消防設備点検は、決められた項目を確認するだけの作業ではありません。

現場の設備を実際に確認し、「何かおかしい」という小さな変化を見逃さないことも、消防設備に携わる専門業者として重要な仕事だと考えています。

今回も、各務原市の工場で消防設備点検を実施した際に、防水型誘導灯内部への水分侵入を発見しました。

設備が正常に機能するためには、定期的な点検と、異常を発見した際の適切な対応が欠かせません。

各務原市・岐阜県で消防設備点検をご検討の方へ

工場や事業所などの消防設備について、

  • 最近、設備が古くなってきた
  • 誘導灯に水滴が入っている
  • 点検で指摘を受けたが、何を直せばいいのか分からない
  • 消防設備をまとめて確認してほしい

といったお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。

株式会社大井ぐるーぷでは、消防設備の点検から不具合調査、修繕・交換工事まで、現場の状況に合わせて対応しています。

何も起きなかった日をつくる。

そのために、目に見える異常だけではなく、設備の小さな変化にも目を向けます。

各務原市をはじめ、岐阜県・愛知県の消防設備点検・消防設備工事は、株式会社大井ぐるーぷへご相談ください。